2008年6月26日木曜日

孫さんのビジョン

株主総会での孫さんの言葉にドキドキです。
大きな物のとらえ方に興奮します。

ソフトバンク孫社長、「iPhoneは発売と同時に売り切れる」

中でも以下の視点が響いた。

『パソコンは全世界で年間2億7000万台が出荷され、パソコンの前に座るのは一日2時間程度。だが、携帯電話は年間で11億台が出荷され、24時間所持している。』
『2008年は、モバイルインターネット元年である。それには、3つの理由がある。ケータイのCPUの速度が大きく進展したこと、通信速度が375倍になったこと、画面の精細度が約24倍に高まったこと。インターネットを見るのに適した技術的要素が揃ったといえる。』
『世界のインターネット人口は、米国が50%を占めており、アジアが19%。しかし、2015年にはアジアが50%、米国は12%という時代がやってくる。』
『10年前には米国に投資し、5年前には日本に投資し、現在はアジアを中心に投資している。しかもインターネット事業だけに集中した。投資家としてはウォーレン・バフェット氏が有名だが、インターネット業界のバフェット氏のポジションにあるともいえる。』
『これまでのように、米国で一番を取らないと世界で一番にならないというのではなく、アジアで一番にならないと世界の一番にはならない時代となる。中国で圧倒的ナンバーワンであるアリババ、タオバオ、アリペイ、シャオネイというネット企業がソフトバンクグループにはある。また、日本にはヤフージャパンという圧倒的ナンバーワンの企業がある。アジアでは確実に1位であり、これを維持するためにアジアの国に広く展開していく。』

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